2010年03月16日

ドラゴン桜を完結まで読んで

この話は人間の脳のメカニズムに対するアプローチ方法を書いた本です。勉強法や、ノウハウが主眼ではありません。あらゆる分野で共通の真実を現代人にとって、最も真摯に受け止めれる題材で描いたものです。

例えば、心の病や仕事への対処方法等を題材にしたとすれば、それは暗く悲しいものになってしまうに違いありません。しかし、「受験」は純粋です。そこには、限られた時間と青春が詰まっており、自分の人生の中で最も自分と必死で向き合えた場面なのです。

そんな、人生で唯一の「戦争」ともいえる時空を使って、作者は現代の研究者達によって得られた過去よりはるかに進歩した事実を取材し話し合い、それこそ、水野や勇介に対するように思いを馳せてたに違いありません。

もちろん桜木のように利益も十分計算してたでしょうけどね。

なにせ自分の受験時代を当然思い出しました受験は1浪で両方の感情(落ちる・受かる)を経験してますが、物語としての協調部分はまさにそこです。人生のうちで、あんなに勉強した時期無かったですもんね。

で、この歳でこのマンガを読めば、気になるところは全て勉強方法では無く、思いどおりにならない「人」との対処方法ばかりです。カウンセリングの下りはもっと聞きたかったし、おまけの「閉じた質問」にはちょっと苦笑い。自分の中に全てあるものだけれど、この本のように常にそのとおりには出来ていないし、正確なものさしを他人に示す自信も無い。

その自分の状況を再認識させてくれる本でした。





各巻のレビュー読むと解りますが、必ず「東大受験」の事実に触れているものを見かけますが・・・・それは思いっきりズレてると思います。はい。


タグ:コミック

posted by at 2010-03-16 21:39 | 物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする